就活コラム:院進学と就職どちらがいいのか?
こんにちは、Wakaiです。
夏真っ盛り。ワイン好きとしてはソーヴィニヨンブランや甲州を美味しく感じる良い季節です。
さて、最近は特に理系学生から「就職か進学か迷っています」と相談されることが多いです。
いくつか就活イベントも行って、面白そうな仕事や会社に出会って・・・と迷い始める時期のようです。
あくまで院進学した私個人の意見ですが、参考になればと思います。
ただ、もうずばり言ってしまうと・・・
就活に興味を持っているなら、就職したほうがいいです。
以下が理由です。
院生活は甘くない
私は研究と勉強が好きだったので、大学院の修士課程に進学しました。
研究が好きだったからこそ、20代の貴重な2年とお金を費やしても、
時にしんどいこともある研究を続けたかったですし、今も院進学してよかった、と思っています。
ただ、周りには「研究は特段好きではないけど、周りも院に行くから、自分も院に行く」という友人もいました。
その人は、正直、研究生活はモチベーション面で大変だったそうです・・・
そもそも研究はなかなか大変なうえに、交友関係や自由に使える時間も研究生活では狭まるので、モチベーションの維持が難しい、ということでした。
上記で書いた通り、院進学で得られるもの、失うものそれぞれあるのですが、院進学の本気度が低ければ、いざ進学したときに、デメリットを感じやすいと思います。
院進学に向いている人は、就活イベントに参加する気もなく、研究に没頭してしまう人だと思います。
ビジネスの世界は刺激が多い
社会人になると、世の中の仕事・ビジネスの広がりを感じられますし、新しい交友関係から刺激を受けられます。
実際、学部卒の同期は、若くして様々な経験を積んで30歳になっていたので、伸び率も大きく、その点は学部卒で就職するメリットだと思いました。
あなたが何に熱中できるか
時折「今の自分に実力がないから、院に行って実力と自信をつけたい」という学生がいますが、院に行った身からすると、その論理ちょっと違うぞ、となります。
たとえば、学校に通ってはいたけど勉強しなかった人がいたとして、その人は勉強に関して知識と自信をつけることはないですよね。
ただし、その人が熱中したところ(部活とか)が別にあったとしたら、その点で力と自信がつくと思います。
とりあえず院に行って、とりあえず研究して実力がつくわけではないです。
20代という伸び盛りの期間、周りに流されず、一番自分が熱中できそうなことに時間を使ったほうが、自分の成長として納得できる形で返ってきます。
ここまで私個人の意見を書いてきましたが、アクロクエストの26卒リモートオープンカンパニー には、院卒・学部卒どちらの社員も参加しています。
迷っている方は、ぜひ参加してみてくださいね!