こだわりを感じる酒蔵見学~岩国の旅~

こんにちは。岩国の旅チームです。

私たちは山口県の岩国と周防大島を巡る旅をしてきました。

初日は岩国錦帯橋空港に降り立った時、土砂降りの雨の中、レンタカーで錦帯橋・岩国城に向かうも、雷まで鳴り出した天候の為岩国城の登城を断念。。。

旭酒造に向かうことにしました。
皆さんは「獺祭」と言う日本酒をご存じでしょうか?
国内だけでなくフランスなどの海外の品評会でも受賞するほどのお酒です。

アクロの忘年会で日本酒好きの先輩社員が持ってきた獺祭を飲んで、私もファンになりました。そんな獺祭を造っている旭酒造が山口、しかも岩国にあると聞いては行かないわけにはいきません!
事前に酒蔵見学の予約をして向かいました。

冒頭、ふらっと旭酒造の桜井会長が現れるといううれしいハプニング?がありつつ、見学スタートです。

旭酒造では山田錦を使って酒造りをしているそうですが、産地が異なると同じ手順でも全く違う出来上がりになるそうです。産地や米の出来を踏まえて微妙な調整をしながら品質を保つ、というのは大変なことだと思います。

最後に分析室に案内してもらいました。

ここは、造ったお酒の科学的な成分分析や人によるテイスティングを行う場所です。
最終的に出荷に足る品質であるかチェックしてから出荷されるとのこと。


樽ごとの発酵状況や温度など壁一面にびっしりと手書きのグラフが並びます。
電子化しないのか、と聞いたところ、タブレットやPCでも見ることは出来るがリアルタイムに手で書くことと、それを並べて見るのは手書きの方が良い、という回答にこだわりとプライドを感じました。

大満足の酒蔵見学のクライマックスは、そう、試飲です。

23・39・45の飲み比べに45スパークリングが付いてきました。

23は芳醇そのもの。雑味が一切ないフルーティで上品なお酒。39→45となるにしたがっていわゆる日本酒的な強さ・辛さが顔を出してきます。45スパークリングは甘さの後に辛さ、そして炭酸の爽やかさが追いかけてくるもので、それぞれの個性を楽しむことが出来ました。

実は今回の旅行、4人で来たのですが、試飲をしたのは3人だけでした。
レンタカーで来たので、ドライバーが飲むわけにはいかないからですね。

ドライバーを買って出てくれた先輩には、獺祭ストアで買ったストア限定のお酒を宿で堪能してもらいました、ご安心を。

工場見学が好きな人、エンジニアの熱い思いを感じたい人、そして日本酒が好きな人はぜひ旭酒造の工場見学に足を運ばれてはどうでしょうか?

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