パパエンジニアの日常/限られた時間で効率化!AIサービスを活用した技術情報の収集方法
みなさん、こんにちは。
機械学習/AI系のプロジェクトマネージャのオカダです。
寒くなりましたね。
実家から送ってくれる、みかんを食べながら、風邪をひかないように留意している毎日です。
今年は、生成AIを始め、新しい技術が次々に出てきた一年でした。
エンジニアにとって情報収集は欠かせない一方で、時間はいくらあっても足りない、、
特に、子育てをしながらだと、時間も限られてきます。
そこで活躍するのがAIを用いた情報収集ツールです。
今回は、2人の娘を育てながら、エンジニアとしての人生を歩む、1人のパパエンジニアが、
実際に利用しているAIサービスを活用した情報収集の方法をいくつか紹介します。
参考になれば、ぜひ、試してみてください。
ChatGPT:対話型AIで効率的な技術インプット
ChatGPTは、改めて紹介する必要がないくらい有名な、OpenAIが提供する対話型AIサービスです。
特に最近追加された「ChatGPT Search」機能によって、Web検索と組み合わせた情報収集がより便利になりました。
たとえば、
「Pythonでファイル操作をする方法は?」
と聞けば、具体的なコードサンプルや解説が即座に得られます。
新しい技術の概要を「初心者向け」にまとめてもらうなど、対象に合わせた解説を引き出せるため、
ドキュメント理解や学習の効率化にも大いに役立ちます。
なお、当社Acroquestでは、業務利用を前提とした生成AIソリューションや、生成AI活用支援サービスを提供しており、
社内で安心して利用できる環境を構築しています。
興味がある方は以下のサービスもぜひご覧ください。
■AcroChatAI / QA
https://www.acroquest.co.jp/business/acro-chat-ai/
■ChatGPT/Azure OpenAI Servce 導入支援サービス
https://www.acroquest.co.jp/business/chatgpt-aoai-service/
■AWSの生成AI基盤「Amazon Bedrock」 導入支援サービス
https://www.acroquest.co.jp/business/aws-bedrock-support/
Genspark:情報収集の強力なパートナー
Gensparkは、指定したテーマを元に、Web上の膨大なデータから情報を集め、集約してくれるツールです。
特定のトピックに対して的確な情報を提供してくれます。
例えば最近では、
「2024年のRe:Inventで発表されたAWSのアップデートについて」
まとめてもらい、整理された情報を、短期間で集めることができました。
さらに、関連トピックやキーワードの提案機能もあるため、
新たな技術分野を調べる際に「知らなかった切り口」に出会えることも。
ファクトチェック機能や関連記事・関連動画の提示といったサポートまで備わっているので、
後からでも情報を振り返りやすく、学習効率を高められます。
Mapify:情報を「見える化」して理解度アップ
Mapifyは、収集した情報を視覚的に整理・要約してくれるツールです。
テキスト量が多く膨大な情報でも、関連性を整理して示してくれるので、新しい技術に対する理解が格段に深まります。
私が一番利用しているのは、YouTubeからの情報収集です。
YouTubeで最新テクノロジーの解説動画をいくつもチェックしたいときに、
複数の動画情報をまとめてMapifyに投げ込めば、動画をフル視聴する手間を省き、効率よくエッセンスを把握できます。
ただし、Mapifyは要約に特化しているため、細かい技術的な情報が抜け落ちることもあります。
例えば、Gensparkで例に挙げた「AWS Re:Inventでの発表内容」について公式の動画を取り込んだところ、概要は掴めたものの、必要な粒度で知ることができませんでした。
前述したGensparkと連携して活用することもでき、Gensparkで収集した情報をWebページ化し、
それをMapifyで読み込んで整理した形にしてインプットする、といった使い方もしています。
まとめ
情報を効率的にインプットするために、AIサービスを活用できる時代がやってきました。
情報収集や課題解決の効率を飛躍的に向上させることができます。
今回紹介した以外にも、新しい切り口のAIサービスが次々に登場しています。
私も、色々と試しながら、さらに使えるツールを探しています。
時間を効率的に使いながら、最新技術にキャッチアップするためにも、
興味があれば、ぜひ一度試してみてください。
あなたのエンジニアライフがさらに充実したものになることを願っています!
ちなみに、育児についても、良い知見が得られるか、生成AIに聞いてみましたが、技術情報のように簡単ではないですね。。。
自分の子供の状況や個性に合わせたアドバイスがもらえるようになるには、技術の進歩が必要そうです。
それでは!